著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

三遊亭円楽の代わりはいない…「みっともないけど、死ぬまでやる」こそ重要な3つの理由

公開日: 更新日:

 落語家の三遊亭円楽(72)が7カ月ぶりに高座に復帰した。その姿をひと目見ただけで、落語好きの僕はうれしい気持ちでいっぱいになった。

 今年1月、脳梗塞を発症し、倒れた際に左肩を脱臼した状態で入院治療を受けている。5月に退院してからリハビリを続け、国立演芸場での高座復帰は、予定時間の15分を大幅に超え、30分間話し続けた。

 正直言って、以前の円楽にはほど遠い、少々、ろれつが回らない状況だったが、表に、人前に出てくることに意義があると思っている。出続けることでリハビリもどんどん進んでいくだろう。これまでも肺がん脳腫瘍を乗り越えたこともあり、高座では「ICU(集中治療室)から3度目の帰還、なんでこんなことになったのか、みんな歌丸が悪い」と言い、円楽節は健在だ。

 高座後の記者会見でも落語会の今後について聞かれると、即座に「統一教会」と反応。東京の落語協会、落語芸術協会などの団体をひとつにすると、もっと広がりが出るんじゃないかと解説してみせた。今どきの時事ネタを入れてくるところ、頭の回転は問題ない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束