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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

三遊亭円楽の代わりはいない…「みっともないけど、死ぬまでやる」こそ重要な3つの理由

公開日: 更新日:

 本人は「みっともないけど、死ぬまでやる」と話していたが、それこそ重要だ。それには3つの理由がある。まず、落語家の一般論として、「噺家は長生きするのも芸のうち」という言葉がある。味わいが出てくるということだが、僕が昔、実際に寄席で目撃したことだが、ある高齢の師匠が高座で話していて、話の途中で演目が別の演目に変わったことがある。共通のキーワードが出たため変わったのだろうが、そこにいた落語ファンが皆、「演じものが変わっちまったよ」と大笑いになっていた。

 2つ目の理由は、円楽の師匠、故・5代目三遊亭円楽さんのそのまた師匠で、名人とうたわれた6代目三遊亭円生の名跡が長く中ぶらりんのままで、円楽がその名をつないで、次世代に渡さなくてはならないことだ。19年に出版された著書で円生襲名に意欲を見せたことがあった。

 3つ目が、これまで続けてきた落語プロデューサーの仕事だ。「博多・天神落語まつり」は、この11月にも円楽プロデュースで16回目を迎える。落語会にはプロデューサーと呼ばれる人がいないが、円楽ひとりがそういう存在だ。これも続けてもらいたい。

 落語に関しては厳しく、人前では毒舌を吐きまくりだが、若い頃の僕に一生懸命に話し方のコツを教えてくれた、心優しき人でもある。

 とにかく、長く続けていってほしいのだ。

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