著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

矢沢永吉は台風下の公演強行で猛批判…思い出す4年前の沢田研二ドタキャン騒動

公開日: 更新日:

 先日、台風14号が接近する中、矢沢永吉(73)が福岡PayPayドームでコンサートを決行し、ネットで大きく批判された。当日は、会場周辺だけでなく、福岡エリアの公共交通機関のほとんどが運休を予定し、また同じ日に福岡でコンサートを開催予定だった高橋真梨子や小田和正は早々に中止を明らかにしていた。

 矢沢サイドは「中止しないで」という数多くのメールが来ていること、ドームは強風に耐え得る構造であること、チケットの払い戻しも受け付けるという条件で、「ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみ、ご来場ください」としてコンサートを決行している。

 まっ、予想通りタクシー乗り場に観客が殺到し、風雨の中、長時間徒歩で帰る人や帰宅難民も出た。この矢沢サイドの対応に「ファンだけではなく、スタッフや警備の人員も迷惑した」と批判の声が大きくなったわけだ。

 ただ、僕の福岡の知り合いは「帰路はさんざんだったけど、忘れられない」という声をたくさん聞いたという。極論すれば、スタッフや警備についてはその会社が矢沢サイドに交通費の上乗せ分や延長代金について交渉すればいいことだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 2

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  3. 3

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  4. 4

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  5. 5

    “過労”のドジャース大谷翔平 ロバーツ監督に求められるのは「放任」ではなく「制止」

  1. 6

    酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名

  2. 7

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  5. 10

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去