矢沢永吉9.18福岡公演決行も帰宅困難者続出…台風時の“自己責任参加”めぐりファンが応酬

公開日: 更新日:

 台風14号の影響は思わぬ議論を呼んだ。18日、ロックミュージシャン・矢沢永吉(73)が、九州上陸が予報されている中、福岡PayPayドームでライブの開催を“決行”した件だ。

 矢沢サイドは、公式サイトで参加希望者に「ご来場いただく方は、ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください。決してご無理なされず、ご自身で判断してください」と呼びかけ、断念した人には後日返金手続きをすると発表している。

 要するに参加は“自己責任”とされた。結果論として、ライブは無事に終演したが、その後、テレビの情報番組でライブ帰りとみられるファンが路頭に迷った様子が映し出されたり、「台風迫る福岡、矢沢永吉さんライブ決行 帰れぬファンで混雑も」(毎日新聞)、「「屋根あるところで寝られるのだろうか」 台風迫る福岡でコンサート決行、観客一部が帰宅困難に」(西日本新聞)などと、ライブ後に周辺で行き場を失ったファンの姿があったことから、県警が安全確保に配慮する申し入れをしていたことなどが報じられた。

 確かに多くのファンがライブを楽しんで無事に帰宅できただろう。しかし、命の危険が伴うリスクがあった中、帰宅のために交通機関など第三者に“迷惑行為”をかけている。万が一、事故に遭えば救急隊員が出動することになったわけで、これを「自己責任で済ませていいのか」と、ネットではファンを巻き込んで応酬が繰り広げられている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  3. 8

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞