キンプリ分裂がタッキー退社の衝撃に追い打ち!ジャニーズ “男性アイドル専門”継続は困難か

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■カリスマの死でバラエティ中心にシフトして成功したナベプロ

「歌手を中心に育ててきたナベプロは、1970年代後半から森進一や布施明などのタレントや社員の独立が相次ぎ、急速に力を失っていきました。そして、1987年にはカリスマの渡辺晋社長が亡くなった。この時、ナベプロはもう終わりかと思われました。しかし、晋社長の妻である渡辺美佐氏、娘の美樹氏が立て直しを図った。1993年に社内改革をしてお笑いにより一層力を入れ始め、芸人のネタ見せ、事務所ライブを始めた。この方針が成功し、ネプチューンやふかわりょうなどが売れ、現在でも芸能界で力を持っています」(前出の芸能関係者)

 1980年代後半以降、NHK紅白歌合戦や日本レコード大賞の視聴率が急激に下がっていき、各テレビ局の音楽祭も終了を迎えたり、方向転換を迫られたりしていた。

 創業時からバンドや歌手をマネジメントの中心に置いていたナベプロは、人気テレビ番組が音楽から笑いに変わる分岐点を敏感に察知した。そのため、松本明子やマルシアのように歌手としてデビューしながら、バラエティで活躍するタレントも生まれた。

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