滝沢秀明氏と現社長のビジネス方針に乖離が…ジャニーズを揺るがす“退社ドミノ”の懸念

公開日: 更新日:

 その例として挙げたのがTOKIOだ。長瀬智也の人気とボーカルであまたのヒット曲があるが、それだけじゃない。国分太一は司会、松岡昌宏は俳優、リーダー城島茂はバラエティーと、個性を伸ばし、時とともに変化していったから今がある。

「ある程度キャリアを積んだタレントであれば、ジャニーさんは大人扱いして、当人らの意思を受け入れ、尊重していました。なにかあれば、守ってあげると後ろ盾になっていたので、恐れずチャレンジする土壌があった。それに比べ、現社長のジュリーさんはタレント業をビジネスとして考え、どちらかというとドライなんですね。キンプリがCDデビューから4年で空中分解してしまったのも、ジュリーさんがメンバーを大人として扱わず、世界進出などをバックアップしなかったのが大きかったのでは」(同前)

■「タレント愛」の滝沢氏と「ビジネス優先」のジュリー社長

 滝沢氏はデビューを目指す練習生「Jr」(ジュニア)約200人に常に目をかけ、頑張っている姿にはデビューという夢の実現で応えようとしていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル