滝沢秀明氏と現社長のビジネス方針に乖離が…ジャニーズを揺るがす“退社ドミノ”の懸念

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ジャニーズでは、デビューしたらオリコン1位獲得が当たり前。しかも、その後何曲か出して、しぼんでは困る。きちんとした勝算もなくデビューさせるわけにはいかないし、失敗してジャニーズ・ブランドの傷になるリスクも考えないといけない。ジュリー社長はそういう方針で、それは経営者として間違っているわけでもないのですが、タッキーとは根本的な考え方に乖離があります」(ジャニーズ関係者)

 練習生たちには「22歳定年制度」が来年から導入される。ジャニーズを辞めた者のみならず、デビューへかける予備軍も、滝沢氏の手腕を頼り、雪崩を打ってジャニーズを辞めていく“ドミノ”が起こる懸念もあるのだ。

「ジャニーズは帝劇の年間公演のうち、5カ月を埋めています。6カ月つまり半年以上となると、帝劇が事実上のジャニーズ劇場になってしまうから帝劇が歯止めをかけているとの説がありますが、この5カ月も、演出家でありプロデューサーのタッキーがいない今、公演を回せなくなる恐れがあります」(演劇記者)

 ジャニーズ帝国の衰亡が始まった。

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