著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

本田望結が持つ古都・京都が育んだ“和の魅力”…着物姿の美しさも話題に

公開日: 更新日:

 同じように子役時代に脚光を浴びた同年代の女優に芦田愛菜も明るいキャラクターを発揮して、サントリー「伊右衛門」、リクルート「タウンワーク」、ワイモバイルなどのCMに引っ張りだこだ。

 この2人には、同学年(ともに04年6月生まれの18歳)という以外にも共通点があり、それは関西出身だということだ(芦田愛菜は兵庫県出身)。

 本田望結は多くのテレビ番組にも出演して知名度が高いが、京都出身というイメージはあまりないかもしれない。しかし、存在感の中に秘める和風な要素は、古都・京都で生まれ育ったことに関係が深いだろう。

 和に関連した活動も多く、21年に日本女性の美しさと黒髪をたたえる賞として化粧品メーカーの柳屋本店が開催する「黒髪美人大賞」を受賞。今年9月には「京都コレクション」にスペシャルゲストとして出演して、着物姿の美しさがファンの間で話題になった。CMでも和の魅力を見せる彼女を見てみたいものだ。

 このほかにも、アイン薬局やレバテックのCMに出演中の鳴海唯、明治「アスリートの力を、みんなの力に」でスピードスケートの高木美帆選手と共演した服部樹咲、ジュエリーブランド「THE KISS」のクリスマスCMに出演中の川床明日香ら、最近のCMで活躍する注目株はまだまだいる。

 宮沢りえ広末涼子新垣結衣広瀬すずら多くの女優が時代を代表する人気者になるきっかけをつくったCMから、今後も目が離せない。 (おわり)

【連載】噂のCM美女を大解剖 2022年秋

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも