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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

玉の輿も逆玉も末路はバッドエンド…韓国“身分違いの結婚”の高すぎるハードル

公開日: 更新日:

 ところが姑は元女優の嫁を気に入らなかったようだ。家では娘たちと外国語で会話し、コ・ヒョンジョンをイニシャルで呼ぶなど、彼女が孤立するように振る舞ったと伝えられている。

 人気女優がどんなに良い嫁を演じても、財閥家からすれば階級の違う“よそ者”でしかなく、“家族”にはなれなかった。結婚生活は8年で終止符が打たれ、親権を放棄させられた彼女は、子供たちにも会えなくなった。

 サムスンでは、故・李会長の長女で「ホテル新羅」社長の李富真(イ・ブジン)氏も、周囲の反対を押し切ってグループの平社員と結婚している。15年の結婚生活を経て離婚申請したのは李富真氏のほうで、捨てられた形の夫は日本円で1000億円超の財産分与を求めて訴訟を起こし、世間の注目を集めた。

 訴訟は5年以上にも及んだが、ドラマ映画で描かれる美しい純愛はどこにも見当たらない。逆玉婚を待ち受けていたのもバッドエンドだった。

 韓国には「肛門が裂けるほど貧しい」ということわざがある。生活が苦しいと、便秘予防になる豆さえも食べられない。そんな“泥スプーン”のレベルでなくとも、身分が違う結婚はハードルが高いのだ。

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