ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

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 ドジャース大谷翔平(31)が日本時間31日、敵地シンシナティでのレッズ戦に「2番・DH」で先発登板。

 前日、先発左腕ロドロに苦戦するなど、相手投手陣にタイミングが合わず、自己ワーストの4打席連続三振を喫した。

 30日現在、106試合を終えたところで129三振はシーズン197三振ペース。エンゼルス時代の2021年に記録した自己ワーストの189三振どころか、200三振の大台に届きそうな勢いだ。

 実際、今後は三振が増える可能性は十分にある。大谷は後半戦に入ってバットが空を切るシーンが目立つようになった。通算の三振率を見ると、特に8月に三振が増える傾向にあり、前半戦が24.3%に対し、後半戦が27.3%。投打のリアル二刀流実質1年目だった21年でさえ、前半戦28.6%に対し、後半戦は30.7%だった。右肘手術の影響でDHに専念し、史上初の「50-50」(54本塁打-59盗塁)を達成した昨季ですら、22.8%と前半戦の21.7%を上回った。

 8月以降は奪三振の多いチームとの対戦が続き、ブルージェイズ(987個=メジャー3位)、フィリーズ(991個=同2位)とそれぞれ3試合、同じナ・リーグ西地区のライバルであるジャイアンツ(932個=同9位)と9月に計7試合が組まれている。

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