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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(17)夏はラジオ体操でハッピー! “推し活”の代わりになるかも?

公開日: 更新日:

 夏休みは、コンサートや映画に出かける人も増えるでしょう。

 イギリスの企業とパトリック・フェイガン氏(ゴールドスミス大学准教授)の共同研究によると、月に2回、コンサートに行く人は幸福度が高く、寿命が9年延びる可能性があるというのです。

 これは、推し活で大好きなアーティストの音楽を聴くだけでなく、大勢の人と行動を合わせて一体になることが、自分自身の価値を上げることにつながるそうです。

 映画やサッカー観戦でも共感して「泣く」という行動をする行為はそれにあたるかもしれません。推しがいる人といない人では、20%近くも幸福度に差がありました。

 ところが、そんなにライブや映画に行くお金はありません。日経新聞の調査によると推し活に年間10万円以上を支出している人は2割もいます。

 いくら幸福度が上がっても、パートナーにこんなにがっぽり推し活にお金を費やしているのがバレたら、家庭崩壊につながりかねません。

 そこでオススメなのが、推し活用の貯金、オタク貯金をすることです。

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