NYの地下鉄で奇跡の出会い! ホームをさまよう子猫を保護、そのまま飼い主になった女性に称賛の声
1匹の子猫の物語に全米がニッコリだ。
7月24日朝、ニューヨーク市ハーレム地区に住むベツァイダ・メルカドさん(27)が通勤のために地下鉄に乗っていた。110丁目駅に停車してドアが開いた時、ホームを歩く小さな三毛猫の姿が目に飛び込んできた。
目を丸くして見ていると、子猫は車両に乗り込んで、ベツァイダさんの近くにやって来た。子猫がホームと車両の間に転落するなどしたら大変だ、と思った彼女はすぐに子猫を抱き上げて保護。
次の駅で下りて、地下鉄職員や警察に助けを求めたものの、支援が得られなかったため、ベツァイダさんは子猫を家に連れて帰ることを決意。「これは神様からの啓示だ」と感じたという。
子猫が迷子になったのか、それとも捨てられたのかは不明だが、日ごろから「自分は傍観者にはならない。助けられるなら必ず助ける」という信念を持っていたベツァイダさんは、この子猫に「エミー」と名づけ、飼い主になる決心を固めた。
26日に獣医に見せたところ、エミーは生後7週間ほどで、健康状態は極めて良好。ベツァイダさんはすでに「キング」という名前のポメラニアンとシーズーのミックス犬を飼っているが、2匹はすぐに仲良くなったそうだ。