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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

マイナンバーカード問題 国が見直す気がないなら国民が返納運動を起こすしかない

公開日: 更新日:

 先週お伝えした通り、マイナンバーカードを返納した。マイナカードは一度立ち止まり制度設計を見直さなければならない。しかし国は立ち止まらない。ならば返納運動を起こすしかない。ならば、まず私が返納しなければならない。

 市役所の市民課に行った。マイナンバーカードの受付窓口には私の前に4組の市民。もちろん返納ではない。新規に申請したりカードの受け取りに来た人たち。これだけの不具合の報道があるのにみんな見ていないのだろうか。

 窓口には専用のタブレットのような物が置いてあった。全部で4台。これを各自治体が購入しているならものすごい数だ。相当の利益があるだろう(メーカーを見たら富士通だった)。

 加入した人がもらったチラシには「20000」という数字が大きく書かれていた。ポイントのことだろう。このための予算が2兆円だ。その原資は税金だ。

 さあ私の番だ。返納は用紙1枚記入するだけ。返納の理由を口頭でしゃべり同じことを記入させられる。「情報の漏洩拒否」と書いた。

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