バレーW杯「Aぇ!group」に海外から「NO」…外圧でしか変われない“ジャニーズ忖度”の異常

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 なにわ男子道枝駿佑(20)主演のスペシャルドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』はすでに撮り終えているため、放送取り止めにする訳にはいかないでしょうが、日テレとしては視聴者を納得させるために頭を痛めているのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 ジャニーズへの対処は、NHKにとっても他人事ではない。5月17日放送の「クローズアップ現代」で、「“誰も助けてくれなかった” 告白・ジャニーズと性加害問題」を放送したことで、潮目が変わったと言われる中、注目されるのは毎年一定の“ジャニーズ枠”がある大みそか恒例の紅白歌合戦だ。

「NHKは毎年ジャニーズのアイドルグループを5組ないしは6組出場させているため、紅白は“ジャニーズ祭り”と揶揄されるほど。ジャニーさんの性加害問題を扱ったクロ現は、局の音楽番組のスタッフからの反対を押し切って放送したといわれています。今年はさすがに従来のジャニーズ枠を見直さざるを得ないでしょう」(大手レコード会社役員)

 ジャニー氏の性加害騒動に火がついてから、早くも半年が過ぎようとしている。テレビ局は果たして体質や倫理観を自ら改善できるのだろうか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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