ヘンリー王子の素朴な疑問…英王室の異端児はメーガンと離婚し、王室に戻りたがっている?

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 英国のチャールズ国王の次男、ヘンリー王子(38)が4年ぶりに来日した。最近もメーガン妃(42)との別居の噂が報じられるなど何かとお騒がせな人物だが、英王室内で破天荒な生き方をしたのは彼だけではない。英王室事情に詳しいフリーランスライターの東野りか氏の渾身のリポート。

■父チャールズ国王が戴冠式で疲れて見えたワケ

 2023年5月6日、チャールズ国王はロンドンのウェストミンスター寺院で戴冠式を行った。筆者は、バッキンガム宮殿から寺院への道を馬車でパレードする新国王夫妻の姿を沿道で見ていたが、70代半ばということもあり、心なしか疲れているように見えた。

 やっと国王になれて「万歳!」という晴れがましい思いにはなれなかったのではないか。なぜなら英王室の歴代君主は、内憂外患、いつも何かと問題を抱えているからだ。

 最も頭を悩まされているのは次男のヘンリー王子のことだろう。彼はアメリカに住んでいるから、外の災いでもあるので厄介だ。

■ついに出てきたメーガン妃との別居ニュース

 そのヘンリー王子とメーガン妃が別居か? とのニュースが流れた。ヘンリーは、王室を離脱してから王室批判てんこ盛りの書籍を出版。夫婦でネットフリックスのドキュメンタリー出演など常に世の中を騒がせ続けてきた。

 しかし、最近になって音楽配信大手スポティファイとの契約が打ち切られ、ネットフリックスとの契約も危ういという。どうやらヘンリー&メーガンでは、思ったほどうまみがないと見切りをつけられたのだろう。

 当たり前だが、英国民からは大ブーイングが起こっている。特に「SPARE」(スペア)というタイトルの暴露本の内容は、これが王族の告白かと思えるほど品位に欠けていた。

 その内容を挙げてみよう。王位継承者の兄ウィリアム王子が全てにおいて1番、自分はいつもスペアであることヘの恨みつらみ。義母カミラ妃への憎悪を書き連ねるならまだしも、自身の女性との初体験や薬物使用などはあまりに俗っぽく、ただのヤバイ男と英国民は冷ややかなのだ。

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