ジュリー社長の「知らなかった」と同罪…ジャニーズ事務所の“圧力”に加担してきたスポーツ各紙の苦しい弁明

公開日: 更新日:

 それでも、日刊スポーツは「メディアの沈黙」という指摘に触れ、見解を述べただけ立派かもしれない。サンケイスポーツ、スポーツ報知、東京中日スポーツ、デイリースポーツは会見内の発言として「メディアの沈黙」や「メリー氏の隠蔽」という言葉は書いているものの、紙面に記者の見解を載せていない。

 昨年からジャニーズに厳しい論調に“変身”したスポーツニッポンは1面で《ジャニーズ解体 嵐、TOKIO、関ジャニどうなる》と大きく見出しを打った。そして、「記者の目」というコラムではこう綴った。

《今回の件で最大の問題は、これほどの事態が半世紀にもわたって隠ぺいされてきたことだ。その責任は、加害者であるジャニー氏、隠ぺいしてきたメリー氏、それを許してきたメディアにある。時代的な背景や事務所の強大なパワーに加え、メリー氏が類いまれな“腕力”の持ち主だったからこそ起きたと言える。》

 メディアの責任にも言及してはいるが、メリー氏の責任が最も重いと主張しているように読める。

SMAP解散の頃が象徴的ですが、メリー氏が亡くなる前くらいまでスポニチもジャニーズ寄りの記事を量産していたように感じます。裏を返せば、それだけ圧力があったのでしょう。最近のジャニーズへの厳しい論調は、メリー氏への憂さを晴らしているようにも読めます」(前出の週刊誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった