著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

紅白歌合戦は今年も若い人向け? 70代でもパワフルな布施明と沢田研二が見たいのだけど

公開日: 更新日:

 彼女はキャンディーズ時代に紅白出場経験はあるものの、解散後は女優業に転身していた。2019年にソロとして歌手活動を再開したところ、コンサートには昔からのファンが詰めかけ、アルバムも3枚リリースして実績を上げている。

 今年は娘の趣里NHK連続テレビ小説に出演していることから、伊藤の紅白出場のいいきっかけになったということだろう。個人的にはキャンディーズ時代のメドレー「年下の男の子」「春一番」「暑中お見舞い申し上げます」「微笑がえし」などを歌ってもらいたい。

■70代でも「まるで全盛期」の凄い声量

 そして僕がぜひ出場してもらいたい、多くの人に見て欲しいと思う歌手がふたりいる。布施明と沢田研二だ。

 布施はもうすぐ76歳、沢田は75歳になった。ふたりとも精力的にコンサートツアーを続けていて、どの会場もファンで埋まっている。布施なんて、現在が全盛期じゃないかと思えるほどの、もの凄い声量で驚かされてしまう。


 沢田もやはり声は出ているし、75歳の誕生日コンサートには、ザ・タイガースのメンバー、瞳みのる、森本太郎、岸部一徳がステージに上がった。ザ・タイガースはグループサウンズで最も売れたと言ってもいい。

 布施も沢田も紅白を勇退した格好だが、時間も経ったことだし、70代のパワフルさを若い人にも見せつけるいい機会ではないか。「懐メロ番組じゃない」と批判されるかもしれないが、昔も懐メロのパートはあったのだから。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった