著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

山本陽子さんの思い出…沖田浩之さんとの熱愛発覚も、猛スピードのジャガーでワイドショークルーを振り切った

公開日: 更新日:

 まあ、山本さんは開けっぴろげな性格で、通ってくる沖田さんがマンション内で目撃されたし、山本さんとの楽しげな声も聞こえていたという。

 で、張り込んでいた時のことだ。山本さんがパンツスーツ姿で出てきて、駐車場の車に乗り込んだ。多分、ジャガーだったと思うが、スポーツタイプの外車で、オートで開いた門から飛び出してきた。

■ワンボックスカーで追いかけるも

 こちらは大慌てでワンボックスカーで追いかけたのだが、運転は的確で、直線のところはびっくりするほどの猛スピードなので、とても追いつけない。僕はなんとか、目で追っていたが、とある会社のビルの中の玄関そばの駐車スペースに車を止めると、やっとの思いで追いついた僕らの車に向かって、ニッコリと笑顔を見せて中へ入っていった。こちらは敷地内には入ることができず、あきらめた記憶がある。ただ、その彼女のいたずらっぽい笑顔が印象に残っている。

 恋多き女優の印象がある山本さんだが、有名どころでは故・田宮二郎さんの名前もあがった。その田宮さんも沖田さんも最後は自殺で亡くなっている。偶然とはいえ、山本さんの数奇な運命を思わずにはいられない。合掌。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学