元アイドル渋谷哲平さんが明かすコロナ後のギャラ事情と大病「赤いヘルプマークを付け…」
5月5日に狩人、堤大二郎と「サンデーズライブ」開催
現在は落ち着いた暮らしを取り戻している、というから一安心だ。
「今は健康に気をつけて、いただいた仕事を心をこめて丁寧にしよう、と心がけています。去年、狩人の弟・加藤高道さんに声をかけてもらい、高道さんが立ち上げた事務所と業務提携し、狩人、堤大二郎さんと3組で『サンデーズライブ』を始めました。初ライブのとき、チケットが2時間で完売したと聞き、求められていることをやって、これまで応援してくれた方たちに恩返しをしたい、という気持ちが強くなりました」
個人でも、アコースティックライブやファンミーティングなどを2カ月に1度ほど行っている。
「ファンの有志が10年ほど前に僕のサイトを立ち上げ、花見だ、バーベキューだ、と企画してくれるんです。5、6時間、アコースティックギターやカラオケを使って、他の人の歌も含め20曲以上歌っています。僕は愛想が悪いぶん、サービスしなきゃね(笑)」
さて、横浜生まれ、川崎育ちの渋谷さんは、中学3年のとき、同級生に誘われオーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)に挑戦し第20回決勝大会で最優秀賞受賞。78年、「朝日に向って」で歌手デビューすると、3枚目のシングル「Deep」がヒットし日本レコード大賞新人賞を受賞した。
「『Deep』のダンスは、『レッツゴーヤング』で振り付けを担当していた西条満先生が付けてくれたんです。今も『踊って』と求められるんですけど、みんな、オレを何歳だと思ってるの(笑)? でも、歌を付けたら息があがっちゃってダメですけど、踊るだけならできますよ。ダンベルなどで週3日、鍛えてますから」
5月5日、東京・渋谷のミュージックレストラン「ラドンナ原宿」で、狩人、堤大二郎と「サンデーズライブ」を行う。
(取材・文=中野裕子)