12球団が危惧する侍J組のWBC経由メジャー直訴ラッシュ…セMVP佐藤輝明は1、2年後ともっぱら
阪神の佐藤輝明(26)が初のセ・リーグMVPに輝いた。
26日に都内で行われたNPBアワード内で発表され、会見では「とてもうれしい。これまで取り組んできたことが、1つ形になったんじゃないかな」と喜んだ。
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今季は12球団トップの40本塁打、102打点で2冠。4月から4番に座り、2年ぶり7度目のリーグ優勝に貢献した主砲は、昨年の契約更改時に初めて球団に大リーグへの希望を伝えている。早ければ1年後、もしくは2年後でのポスティング移籍を想定しているともっぱらだ。
この日の表彰式では、初のタイトルとなる最優秀中継ぎ投手賞を獲得した巨人の大勢(26)も、メジャー志向を持っている。今季は「八回の男」として62試合に登板し、8勝4敗1S、防御率2.11、54ホールドポイント。
同日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、9000万円増の1億8000万円でサインした。倍増での更改にも「大台だと思っていない。物価が上がっているので」と言って報道陣を笑わせた。
今月は侍ジャパンの一員として、韓国戦を戦った。大谷が出場を表明した来年3月のWBCには、守護神候補として期待がかかる。「すごい盛り上がりそう。選んでもらえる選手にならないと」と意気込んだ。
さる球界関係者がこう言った。


















