著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

木村拓哉「Believe」初回好発進は“ご祝儀”?堺雅人や長谷川博己はやっぱり役者として格が違う

公開日: 更新日:

後輩の亀梨和也にも抜かれ

 それにしても、斎藤が話している間のキムタクのドヤ顔ときたら。

 事前番組を見たが、相変わらずのキムタク演技。しかも、刑務所シーンでは丸刈りにもなっていなくて、刑務所コスプレにしか見えない。高倉健の時代と違い、今は刑務所も丸刈り強制ではないのかもしれないが、気合を入れて丸刈りにでもしてくれれば、「やるじゃん」となったのに。

 マクドナルドにオープンハウス……キムタクのCMを受け継いだ堺雅人はキムタクより1つ下、今期の日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)で、さすがの演技力で視聴者を魅了している長谷川博己は5歳下。どちらもインタビューなどを見ても話が深い。一方のキムタクはいまだに若ぶり、痛々しいったらありゃしない。

 長年、人気アイドルとして活躍し、数々のドラマをヒットさせた功績は認めるとしても彼らと格の違いは歴然。それでも良くも悪くも注目度は高かった。しかし、テレ朝サイトのTver視聴ランキング亀梨和也「Destiny」に抜かれ現在2位に甘んじている。キムタク1強時代の亡霊に取り憑かれているテレ朝も、お気の毒。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々