「家族にも師匠(志の輔)にも話せない。それで、大師匠(談志)のお墓に行って、墓前に報告しました」

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報告したとたん、『おー』っと高い声が

 晴の輔は1972年、神戸市生まれ。神奈川県藤沢市で育ち、高校時代は岡山県津山市に住んでいた。

「父親が転勤族なのでそうなりました。大学受験に失敗して浪人中、入試が小論文だけで受験可能な大学を探したら、3校あって、中のひとつが東京農業大学でした。そこを受験して合格したんです」

 入学後は落語研究会に入部する。そのわけは?

「落語が好きというわけでなく、楽しい学生生活を送るには、楽しいヤツが集まる部活がいいと選んだのですが、クセのある人ばかりでした(笑)。付き合ってるうちに良さがわかって親しくなり、卒業後も現在まで交友が続いてます」(つづく)

(聞き手・吉川潮

立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ) 落語立川流・立川志の輔一門。1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ。岡山県作陽高校、東京農業大学農学部卒。97年、立川志の輔に入門。志の吉を拝名。2003年、二つ目に昇進。08年、東西若手落語家コンペティション・グランドチャンピオン。13年、真打ちに昇進。志の吉から晴の輔へ改名。

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