必然だったNetflix「地面師たち」ヒット 日本の俳優&クリエーターには追い風どころか“神風”

公開日: 更新日:

実現不可能とされていた実話や小説が実写化も

 7月11日には、今年上半期の大ヒットドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)を手掛けたプロデューサーの磯山晶氏がTBSを退職して、ネットフリックスと5年契約を結んだことが発表された。9月19日には、SMAPの番組を数多くヒットさせた元放送作家鈴木おさむが企画・脚本・プロデュースして、映画「碁盤斬り」の白石和彌監督と初タッグを組む「極悪女王」が配信される。ここ数年で、民放で番組を当てた有能なテレビマンが動画配信サービス関連の会社に流出しているが、「これは神風になる」とエンタメライターの伊藤雅奈子氏は予想する。

「日本のテレビで培ったノウハウを、世界規模で視聴されるプログラムで生かせるのはクリエーター冥利に尽きるでしょう。キャストにも同じことがいえて、ネトフリ出演を機に山田孝之鈴木亮平(41)は俳優レベルをさらにワンステージ上げて、森田望智(27)や一ノ瀬ワタル(39)は千載一遇のチャンスをつかんだ。制作陣に厚みが出ると、まだ日の目を見ていない俳優が発掘される可能性も高まる。このシナジー効果で、これまでは実現不可能とされていた実話や小説が実写化されていくかもしれません」

 視聴率や再生回数は、口コミやTikTok、Xやインスタグラムが左右するようになった。テレビを持たない若者は依然として増えており、パソコンやスマホといったデバイスで配信番組やユーチューブを視聴するのが当たり前。「地面師たち」はXユーザーの“推し活”もあって、当たるべくして当たったといえる。

  ◇  ◇  ◇

 日本人俳優の生き生きとした姿が見られると評判のNetflixで「変態」役を務めた鈴木亮平。「変態仮面」から世界に羽ばたいた姿については、●関連記事『【もっと読む】“変態仮面”から世界のリョウヘイへ 鈴木亮平Netflix映画「シティーハンター」絶好調!』に詳しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒