「ブラックペアン2」でヤブ医者を怪演 今野浩喜の“顔ぢから”と“間の絶妙”はお笑い芸人ならでは

公開日: 更新日:

■サイドストーリードラマも爆笑

 だったらそんな彼を主役にしたドラマは面白いだろうと作っちゃったのが、「ブラックペアン2」のサイドストーリー「ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~」(TBS系木曜深夜1時59分)である。10分前後のショートドラマだが、これが本編以上に面白い。

 外科部門のトップが、権威の象徴として使う「ブラックペアン」(黒い止血用鉗子)にあこがれる関川だが、そんな力量も人望もないことは自分でもわかっていて、そのために後輩や看護師に八つ当たりしてしまう。それでますます自己嫌悪……。そんな医局での素顔を描く。垣谷雄次(内村遥)、田口公平(森田甘路)、パク・ミンジェ(キム・ムジュン)、宮元亜由美(水谷果穂)たちもそのままの役で出演している。

「日曜に放送された本編のエピソードを受ける形のストーリーになっていて、『あのシーンはそういうことだったのか、ナットク!』という解説だったり、関川以外の若手医師や看護師の腹の中も描かれます。TVerで第1話から配信中です」(テレビ情報誌編集デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到