著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

杉咲花は「光と影の女優」だ どちらにも繊細な陰影を付けて演じ分ける

公開日: 更新日:

「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)

 今秋の日曜劇場は、10月20日スタートの神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」(TBS系/毎週日曜21時~)が放送される。通称・軍艦島として知られている長崎県・端島を舞台に過去と現代の2パートで構成されたこのドラマでは、ヒロインを杉咲花が演じる。若手女優ではほかに池田エライザ土屋太鳳、安斉星来、朝ドラ「虎に翼」でも注目を集めた片岡凜も出演する。

 杉咲が演じる朝子は、端島にある実家の「銀座食堂」で働く看板娘。明るくけなげな、しっかりもので、幼なじみでもある主人公に思いを寄せているが、気持ちを伝えることができない。ドラマ史に残る看板娘が生まれることを期待したい。

 1997年10月2日生まれ、東京都出身。子役出身で、2016年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で宮沢りえの娘役を演じ、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝いた(新人俳優賞とダブル受賞という快挙)。2020年にはNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを演じた。

「真珠の耳飾りの少女」などを描いた画家のフェルメールは「光の魔術師」と呼ばれているが、杉咲花も演じる人物が秘める光と影の部分を繊細な陰影を付けて演じ分けるのがうまく、「光と影の女優」と呼びたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  2. 2

    ドラ1候補の沖縄尚学・末吉良丞“まだ治らない左ヒジ”に日米スカウトやきもき…夏の甲子園沖縄県予選きょう23日開幕

  3. 3

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  4. 4

    ドジャース指揮官は真美子夫人に言及も…2児の父となった大谷翔平に「心配のタネ」

  5. 5

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  1. 6

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 7

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  3. 8

    高市内閣支持率下落の必然…衆院選の公約「消費税ゼロ」反故にする裏で進める“ゲリマンダー政治”の闇

  4. 9

    巨人橋上監督代行が見せたシビアな顔 「坂本勇人を使ったら、浦田が使えなくなっちゃう」

  5. 10

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す