歌詞のキワモノ・悪趣味・下世話な魅力はもっと再評価されていい
今や昔のことである。周波数がずれることで、ステレオが売りのFM放送がモノラルになったり、あと細くて黒い電線でできたFMアンテナを壁に張ったりしていたことも懐かしい……。
余談を終える。B面の「世紀末ブルース」もなかなかよい。作曲は大野克夫で、そういう意味では70年代的なのだが、アレンジはもうバリバリのテクノポップ。それもイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)というよりは、プラスチックス(大好きだった)のよう。チープなサウンドで攻めてくるのが、たまらない。つまりは、こちらもキワモノで下世話なテイストなのだ。
そろそろ、まとめると「TOKIO」の陰に隠れがちだが、キワモノ・悪趣味・下世話な魅力はもっと再評価されていい。ただ、若い世代にすれば「チューニング」「周波数」的な世界観が、ネックになるだろうなぁ~という一曲である。
ちょっと、やり過ぎと思ったのだろう。次のシングルは少々揺り戻し感のある「酒場でDABADA」だ。




















