フリーアナ益田由美さんは放送業界一の多趣味人間「思い立ったが吉日。何ごとも始めるのに年齢はない」

公開日: 更新日:

益田由美さん(フリーアナウンサー/69歳)

 1981年に番組がスタートして一世を風靡した「なるほど!ザ・ワールド」(フジテレビ系)。体を張ったリポーターとして世界を飛び回った「ひょうきん由美」こと益田由美さんは今もナレーターとして活躍中。放送業界一といってもいい多趣味人間の益田さんは、やることが「た~くさん」。

「なるほど!ザ・ワールド」は81年に始まって15年間続いたクイズ番組ですが、私がリポーターを担当したのは6年半でした。2年半で腰を痛めてしまい、あとの4年間は騙し騙しやってきました。

 それでもやっていることといえば、サバンナでトラックの荷台に乗って投げ縄のハンターと一緒に動物園に送るキリンを追いかけて生け捕りするとか、タヒチで2人しか乗れない小さなボートでマヒマヒ(シーラ)をものすごい勢いで追いかけ、マヒマヒが疲れて海面に上がったところをこん棒で叩く伝統漁を取材したりとか。腰には悪いけど、ものすごく面白くて。6年半経ってさすがに卒業することになりました。

「なるほど」を卒業した後は日本全国を回り、日本の素晴らしい自然とそこに住む人々を取り上げる番組「益田由美のリバーウォッチング」など4つの番組を立ち上げ、企画、プロデュースしてリポーター、ナレーションも担当しました。腰が悪くてやめたはずなのにまた体を酷使しまくって。定年退職する60歳まで体を使う番組をやり続けました(笑)。

 会社を辞めてからは少しは体を労わろうと、ナレーションの仕事をちょこちょこやりながら、趣味の生活にシフトしています。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲