「#小沢一敬をテレビで見たい」運動も…自分本位の松本人志の騒動にお笑いファン失望

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が名誉を傷つけられたとして週刊文春(文藝春秋)に損害賠償を求めた訴訟を取り下げた件が物議を醸している。

 文春側が同意し裁判は終結したが、松本はコメントを通して「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」と、まるで文春の報道に非があったかのような"上から目線"とも取れる姿勢を示しているからだ。

 11日にはTBS系「ひるおび」にコメンテーターとして出演した国際弁護士の八代英輝氏が、このタイミングでの訴訟取り下げは「お粗末な訴訟戦略」とし、「振り上げた拳を和解という形ではなく、取り下げという実質敗訴のような形で、取り下げなければならなかったことはある意味で大きな誤算だと思う」と解説している。

「SNSでもファンと一般視聴者が『取り下げ』と『和解』の違いを巡って論争。ファンは『文春が裁判に勝てないと思ったから同意した』と主張しています。そもそも、松本さんが1月8日に自身のⅩで文春の報道について《事実無根なので闘いまーす》とポストして始めた訴訟で、結局、一方的に取り下げた。文春側は単純にそれを了承した形とみるのが一般的。一般視聴者からは、松本さんの『物的証拠がない』とか、女性への謝罪も『不快な思いをしたのであれば』という言い方に嫌悪感を抱いています。取り下げた事実よりもその後の対応でよりイメージダウンしています」(週刊誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」