フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

公開日: 更新日:

 港浩一社長(72)の先の会見では週刊誌やウェブ媒体などを排除したほか会見の中継も禁止した挙げ句、被害女性への謝罪もなかった。株主から求めのある第三者による調査も「第三者が入る調査委員会」という、要求を軽んじたような対応に批判の声がさらに強まっているが、港社長よりも、日枝氏が裏で今もフジテレビを牛耳っているのは「暗黙の了解であり、周知の事実。意に沿わなければ地方局に飛ばされるので、日枝さんの覚えめでたい人間しか出世しない。だから逆らえるはずがない」(別のフジテレビ関係者)。

 前出の中野義則氏は言った。

「報道を制限したり、クレー厶をいれる現在のフジテレビに自浄能力は期待できないと思います。しかし今回、猛批判されていることをきっかけに膿を全部出し切らなければ、フジテレビに明日はないでしょう。このままではオールドメディアどころかガラパゴスメディアですよ」

 港社長は「社員を守る」と宣言したそうだが、きちんと仕事をしている社員たちは社長会見でさらに迷惑し、苦しんでいるという。

 人気タレントへの女子アナの“上納”という疑惑を明確に否定もできず、上場企業でありながら87歳の超老害が思うがままに牛耳る組織は滅びるしかない。

  ◇  ◇  ◇

 何やら評判の良くない日枝久氏だが、「老害」の批判は以前からだった。関連記事【もっと読む】フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード…では、その悪評を伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」