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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

中居正広に対するフジの忖度は、さかのぼれば旧ジャニーズ事務所への忖度に源流がある

公開日: 更新日:

 フジの中居に対する忖度はさかのぼれば旧ジャニーズ事務所との付き合いから形成されていた。

 アイドル王国をつくり上げる過程でテレビを手中に収め忖度させるシステムを構築したのが事務所の副社長だった故・メリー喜多川氏。

 タレントに不都合があれば、「うちの子(タレント)は番組に出さないわよ。他のタレントも番組から降ろす」と迫り、思いのままにテレビ界を牛耳った。メディアに対しても厳命すれば従った。メリー氏の権力が頂点に達していた頃、こんな話も聞いた。

「日枝(久)氏と昵懇の仲だったメリー氏は“24時間、携帯に電話できる”と豪語していたそうです」(芸能関係者)

 日枝氏の下で働く人たちにとって、出世に影響する話である。暗黙のうちに「メリー氏を怒らせてはならない」とジャニーズに対して忖度が働く。

 そんな時代の真っただ中でトップアイドルとして君臨していたのが中居だ。14歳から33年にわたりジャニーズに所属していた中居が、メリー氏の力で忖度が働いていることを知らないはずもない。メリー氏が築き上げた忖度させるテレビマンを中居は当たり前のように引き継ぎ実行し、フジ幹部の中居に対する忖度は常態化した。

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