低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ
福原遥と橋本愛では“抜けた穴”を埋められない?
「ドラマ好きでリアタイ視聴しがちな中高年層でもNHK大河かTBS日曜劇場を続けて見ることはせず、どちらか一方をリアタイで見て、もう一方は録画で、その間に食事をしたりお風呂に入ったりというパターンが多いんです。そういう意味では、永野さんの騒動は、『べらぼう』にとっては逆にチャンスとも言えそうですが、そう単純な話でもない。やはり“吉原の遊郭”という舞台設定は、家族揃って見づらい。その点がネックになっています。TBS日曜劇場の“敵失”があっても、劇的に『べらぼう』のリアタイ視聴が伸びるとは思えません」(前出のテレビ誌ライター)
もっとも「いだてん」のFilmarksでの評価も4.2と高い。数字と評価は必ずしもイコールでないことだけは確かなのだが、歴代ワーストの“汚名”は、横浜の役者人生に長くつきまとう恐れもある。
「“陰の主役”ともっぱらだった小芝風花さんに代わって、蔦重(横浜)に恋心を抱く花魁を福原遥さんが演じて《かわいい》と好評ですし、今後は蔦重の妻役として橋本愛さんが出演することも決まっている。ただ、2人とも人気女優とはいえ、小芝さんの“抜けた穴”を埋められるかと言えば、疑問符がつきます。現在、小芝さんが主演しているNHKのBS時代劇は6月までに終了する予定ですし、小芝さんが『べらぼう』にまさかの再登場となれば、視聴率を1~2ポイント以上ハネ上げる“起爆剤”になるでしょうね」(在京キー局プロデューサー)
まったくの偶然だが、永野芽郁も横浜流星も同じ事務所の所属だ。
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女優として完全に一皮むけたと絶賛されている小芝風花。関連記事【さらに読む】小芝風花は女優として一皮むけた!NHK大河「べらぼう」色気ある演技で《ミスキャスト》説を打破…では、本人の大化けぶりについて伝えている。