著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ドラマも映画も永野芽郁が不在でも困ることなし…2025年は20代女優の当たり年

公開日: 更新日:

 今年は20代女優の当たり年!

 永野芽郁は25歳で初のスキャンダルに見舞われた。二股交際に田中圭との不倫疑惑を「文春砲」が狙い撃ち。まともに被弾し、次々と仕事を失い女優生命のピンチを迎えている。

 他の20代女優は本業で当たり年を予感させる活躍が続いている。

 NHK朝ドラは「おむすび」の橋本環奈(26)が3月まで務め、バトンを引き継いだのが同じ福岡出身で2歳年上の今田美桜。前作が不評だったこともあり放送中の「あんぱん」は好評。今田の女優評価も上がっている。

 大河「べらぼう」では小芝風花が27歳で堂々と花魁の役をやり遂げた。今年から事務所をトップコートに移籍したのが転機になったのか、大河初出演で女優の資質を開花させた。小芝と入れ替わるように花魁役で登場したのが26歳の福原遥。2022年の朝ドラ「舞いあがれ!」のヒロインに続き「正直不動産」シリーズなどNHK好みの女優のひとり。「透明感ある女優でスキャンダルもない。永野が得意にしていた“働く女”の役に代わる存在」(テレビ関係者)と言われ“ポスト・永野”の1番手か?

 民放ドラマでは芳根京子(28)が昨年2本のドラマに主演した勢いのまま今年も1月期に続いて現在も「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)で主演を張る。「特に数字を取る女優ではないが、演技力は高く安心して任せられる女優」と評されている。

 映画界では“東宝シンデレラ”出身の浜辺美波(24)。朝ドラ「らんまん」のヒロインを経て映画「ゴジラ-1.0」で注目を浴びた。暮れには「紅白」で初の司会をこなした。昨年は3本の映画に主演。今年もすでに1本の映画に主演。来年の大河「豊臣兄弟!」出演も決まった。

「事務所の先輩である長澤まさみと東宝映画の2本柱を担う」と言われている。

 他にも広瀬すず上白石萌音、脇役で光り出した堀田真由と20代女優は個性豊かな面々が揃う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    浜辺美波&永瀬廉“お泊まり報道”で日テレから嬉しい悲鳴…大物カップル誕生で「24時間テレビ」注目度が急上昇

  4. 4

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  5. 5

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  1. 6

    参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

  2. 7

    石破自民「1人区」でまさかの「3勝29敗」もあり得る最終盤情勢…参院選歴史的大敗の予兆

  3. 8

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  4. 9

    参院選「1人区」自民の牙城が崩壊危機 群馬、石川、鹿児島…歴史的敗北ラッシュも

  5. 10

    「サイゼリヤ」が中国の日式外食チェーンで一人勝ちの秘密…くら寿司、餃子の王将なぜ失敗