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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ドラマも映画も「トリプル主演」の時代が到来…芸能界で“3”は売れるマジックナンバー

公開日: 更新日:

 力のある俳優や秘めた才能のある俳優をトリプルで主演させれば、単独主演以上の馬力を発揮する可能性を秘めている。

 映画でも4月に公開された「片思い世界」は広瀬すず杉咲花清原果耶のトリプル主演だった。

「映画は昔から大作に主役級の出演者を揃えたが、トリプル主演と打つのは異例。今後の映画界の新たなトレンドになるかもしれない」(映画関係者)

 今後のドラマ(映画)界のカギを握るトリプル主演。

 芸能史をひもとけば、“3”が「成功する」ラッキーナンバーといわれた時代があった。

 昭和歌謡には美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの3人娘が人気を博し、後を継ぐように山口百恵森昌子桜田淳子の3人が“中3トリオ”を結成した。男性歌手では橋幸夫・西郷輝彦・舟木一夫の「御三家」に続き、郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎の「新御三家」が歌謡界を牽引した。

 3人組のキャンディーズ、たのきんトリオ、少年隊もいた。お笑い界では東に伊東四朗がメンバーだった“てんぷくトリオ”。西には3姉妹の“かしまし娘”がいた。ドラマでも時代劇には「三匹が斬る!」「三匹の侍」が茶の間の人気だった。いずれも“3”にこだわった。

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