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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

中居正広、国分太一、田原俊彦…番組は出演者と制作者が常に「五分と五分」の関係でなければならない

公開日: 更新日:

 TOKIO国分太一に「過去に複数のコンプライアンス上、問題ある行為」が認められたため、レギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH‼」からの降板が決定。

 国分自身も「無期限活動休止」を発表した。本来なら国分の事務所か番組の責任者が会見するべき案件だ。一番組内で起きた問題で日本テレビは福田博之社長自ら会見するという異例なものだった。メディアから「何があったのか」の質問に「プライバシーに関わること」の応答を繰り返すだけ。モヤモヤ感だけが残る歯切れの悪いものになった。

 日テレは「フジテレビの問題」の二の舞いになるまいと、暴かれる前に社長が会見に出て収束を図る思惑だったのだろうが、策に溺れた感もある。

 すでに「セクハラ」「パワハラ」とさまざまな話が飛び交っている。今後、確かな話が報じられれば、再び会見に追い込まれるかもしれない。現段階ではっきりしているのは国分にコンプラ問題があったこと。本人も認め納得の上で休止することのみだ。

 国分の騒ぎで揺れるなか、旧ジャニーズの先輩・田原俊彦が15日のTBSラジオで男性器を連想させるセクハラ発言や女子アナの手に触れるなどの行為を「不適切」と判断され厳重注意を受けた。

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