著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

中居正広、国分太一、田原俊彦…番組は出演者と制作者が常に「五分と五分」の関係でなければならない

公開日: 更新日:

 元トップアイドルも最近は「昭和のオヤジのようなノリ」が目に付いていた。同じ年代の人たちは、面白いと笑い飛ばしても、今の時代ではアウト。幸い謝罪で済んだが、今後の活動に少なからず影響が出る可能性もある。

「田原と親しい爆笑問題が自身の番組に呼んでいますが、もう少し気の利いた話でもすれば他の番組も田原に関心を持ったでしょうが、今回の件で他の番組から新たなオファーがくる可能性も薄くなった」(テレビ関係者)

 事実、24日出演予定だった「うたコン」はNHKから出演NOを突き付けられた。退所後の田原は一時、ジャニーズに対する局の忖度でテレビ出演がなかった時期もあった。ようやく呪縛も解け少しずつテレビ出演も増えメディアの扱いも大きくなっていた。本来の田原節を発揮し出したさなか、本人も言うように「調子に乗り過ぎた」今回の言動。再びテレビから遠ざかりそうだ。

 中居正広の性加害問題に続き国分に田原まで旧ジャニーズに所属していた人が問題を起こした。遡れば、ジャニーズ所属タレントの不祥事は群を抜いて多かった。酔って公園の中で裸になっていた人。道交法違反で現行犯逮捕された人もいた。覚醒剤で逮捕。女子高校生に対するわいせつ行為を働いた者もいた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない