フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句
6月下旬にはオンラインカジノでの常習的賭博で情報番組「ぽかぽか」などを担当していたバラエティ制作部企画担当部長の社員プロデューサー鈴木善貴容疑者(44)が逮捕、「ぽかぽか」レギュラーの山本賢太アナウンサー(27)が書類送検され、局内での蔓延も疑われている。性加害疑惑にセクハラの横行で問題になり、今度は賭博で大揺れの様相なのである。
■「再生」どころか「元の木阿弥」になる道のりも…
「今回のCM再開はスポンサーがフジの改革案を承認した部分もあるかも知れないが、スポンサーサイドにはフジだけ干していたところでデメリットしかないという事情があります」と、広告関係者はこう言う。
「株主総会で『ダルトン』の株主提案した社外取締役案をフジが退けたと、まるで勝利したかのような論調が目立ちますが、アクティビストをハゲタカのように見る風潮からして古すぎます。フジ幹部たちがよそ者を入れずに済んだと喜び、また身内や芸能関係やら官界などとつるんで、やりたい放題に戻っていくのならば、立て直しどころか、新たな停滞の始まりなのかもしれませんね」