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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(31)命がけで撮ってきた写真を持ち込み、杵島隆先生に弟子入りを許された

公開日: 更新日:

増田「平凡パンチの仕事も入るようになったと」

加納「いや。きっかけはアサヒカメラ*だよ」

※アサヒカメラ:1926年創刊の名門写真誌。朝日新聞社(2008年からは朝日新聞出版)が出していた。2020年にコロナ禍で大打撃を受けて休刊した。写真界の芥川賞ともいわれる木村伊兵衛写真賞も主催していた。

増田「そうだ。そうでしたね」

加納「まだ写真雑誌がしっかりしている頃でね。アサヒカメラとかカメラ毎日とかけっこう売れてる時代。そのアサヒカメラに、フランスから来てたパントマイマーを撮った写真が掲載されて」

増田「テオ・レゾワルシュでしたね」

加納あの写真で一気に知られてね。いろんなメディアの編集者が絶賛してくれて連絡があって、平凡出版の石川次郎からも連絡があって」

増田「いよいよ加納典明の夜明けが始まるわけですね」

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