著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(31)命がけで撮ってきた写真を持ち込み、杵島隆先生に弟子入りを許された

公開日: 更新日:

※武蔵野美術大学(むさしのびじゅつだいがく):略称ムサビ。東京都小平市に本部がある私立美大の名門のひとつ。1929年に設立された帝国美術学校を起源とし、1962年に大学に昇格。デザイナーや建築家に有名卒業生が多く、文筆家にも赤瀬川源平や村上龍、内舘牧子などを輩出している。

加納「荻窪。杵島先生のスタジオ(キジマスタジオ)は四谷にあったの。新宿の四谷。そのムサビの友達の荻窪のアパートからしばらくは通った。杵島先生のところにいる間にあちこち引っ越して、そのうち横浜から彼女が来て一緒に住むようになって」

増田「結婚されたと」

加納「まだしてない。結婚はいつしたかな。いつだったかな」

増田「杵島先生のことは誰かから紹介を受けたんですか」

加納「うん。そう。それで18歳のときから撮りためてた静物写真から厳選して20枚くらい持っていって見てもらった」

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