著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

方向性が定まっていない横山裕にとって「24時間マラソン」は、今後を占う大事な仕事だ

公開日: 更新日:

 横山のゴールを“SUPER EIGHT”の他のメンバーと“キンプリ”の2人が会場で迎えるフィナーレ。そんな光景も目に浮かぶが、久しぶりに注目を浴びる横山にとっても今後を占う大事な戦いだ。

 関西出身者で結成された“関ジャニ∞”。デビューして21年になるが、すでに錦戸亮ら3人が脱退。現在、5人で活動しているが、故ジャニー喜多川氏の性加害問題で昨年2月にグループ名を変更。ようやく落ち着きを取り戻したが、すでにメンバーは40代。最近は個々の活動が主になっている。村上信五は司会を中心にタレントを続けながら会社を経営。メンバー唯一の既婚者になった大倉忠義は「新たなチャレンジ」として昨年7月、会社を設立。後輩のプロデュースに力を注いでいる。安田章大は大病を乗り越え現在、ギターの弾き語りで新境地を開拓中。丸山隆平は俳優として映画や舞台に軸足を置いているが、横山はタレントか俳優か、方向性が定まっていないように見える。

 芸能関係者は「ランナーを承諾したのも、中途半端な現状からの打破もあるのでは」と推測する。


 15年に6人組でスタートした“キンプリ”も似たような境遇にある。すでに4人が抜け現在2人で音楽活動しながらそれぞれ俳優としてのキャリアも重ねている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗