歌手・秋元順子さん「トークショーがメインのミニライブをやっていきたい」

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秋元順子さん(歌手/78歳)

 58歳でメジャーデビュー、「愛のままで…」の大ヒットで知られる秋元順子さん。今も超遅咲きの歌手として元気に活躍しているが、やりたいことも次から次に……。パワフルだ。

■「心の鷗」をリリース

 昨年のことになりますが、世界的なビジネス誌「Forbes」で「50歳以上のアジア人女性ランキング50」の一人に選ばれました。2005年にデビューした時が58歳。3枚目のシングル「愛のままで…」がヒット、08年に紅白歌合戦に紅組史上歴代最高齢で初出場し、翌09年にはオリコンチャート総合ランキング1位を最高齢で記録したことなどが選考の理由でした。

 50人の中に日本人女性は6人いましたが、まさか私の名前があるとは夢にも思わず、最初は半信半疑でした。でも、こうしていろいろな方が私を見守ってくれていることがわかり、とても励みになっています。

 6月に新曲「心の鷗」を出しました。作曲は浜圭介先生です。作詞は大津あきらさん。大津さんは中村雅俊さんの「心の色」や高橋真梨子さんの「for you…」などで知られる作詞家、奥さまは女優の根岸季衣さんです。大津さんは1997年に47歳の若さで亡くなられましたが、病床で書き残したものに、それを預かっていた浜先生が曲をつけたものです。人生という大海原を愛と夢で生き抜く雄大な世界観を歌にしたものです。「愛のままで…」とは異なる人生の奥の深さを感じていただけると思います。

 私がこれからやりたいことを書き出してみたのですが、いっぱいあり過ぎて、どれからやっていこうかと(笑)。やはり人生の残りの時間は歌に捧げたいです。

 もっともやりたいのはミニライブがついたトークショーです。たくさんやっていると思われるかもしれませんが、実はこれまで2回しかありません。最初は福岡・飯塚の江戸時代から伝わる有名な芝居小屋の嘉穂劇場です。「愛のままで…」がヒットした時に夫婦生活がうまくいく秘訣を60の言葉にした「夫婦の距離」という本を出したのですが、それをテーマに質問に答えるというトークショーで終わった後にピアノに合わせて歌うスタイルでした。メインはトークショーです。

 もう1回は九州の別の会場です。これは歌はなく、トークショーのみです。歌わないというと驚かれる方もいると思いますが、私はおしゃべりが大好き。実は「下町のダジャレ夫人」と呼ばれています(笑)。話しているうちにダジャレがポンポン出てきて笑う箇所がいっぱいあるんです。

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