「長澤まさみ1位」は不動でも2位以下の顔ぶれは混戦模様…激変する26年の女優CMランキング
同誌によると、昨年NHK連続テレビ小説「虎に翼」に主演した伊藤沙莉(31)は、4500万円とトップの長澤の約半額。20年の大河ドラマ「麒麟がくる」で、沢尻エリカ(39)の代役として出演した川口春奈(30)はCM出演本数ランキングで常に上位をキープしているが、伊藤よりも低い4000万円となっている。そう考えると、朝ドラや大河で成功しても、それがそのままギャラに反映するというわけではなさそうだ。その理由について、ある大手芸能事務所関係者は次のように話す。
■テレビを見なくなった若者世代が与える影響
「テレビを若い世代が見なくなった影響は大きいと思います。長澤や綾瀬が一番テレビで活躍していた時代の視聴者も40代、50代となり、その世代の人たちはまだテレビを見ている。テレビCMを見て商品を買う購買層も、その世代が中心でしょう。伊藤や川口の好感度が上がったとしても、彼女ら世代の若者はテレビをあまり見ませんからね。そういう意味でも、長澤の出演CMの方が、川口の出演CMよりもいまだに効果が大きいのでしょう。だから、CM出演本数とギャラの間に乖離が生まれるのだと思います」