森七菜が乗り越えた松村北斗との"流出騒動" そして高まる"ヒット作請負人"としての存在感
松村のファンをいたずらに刺激しないように、森が少しずつ松村との距離を縮めているのが傍から見ていても理解できることで、芸能記者の間では「松村と森がディープな恋愛作品を撮るのも時間の問題」と注目が集まっている。
■"数字を持っていない女優"の烙印を押されつつあったが…
その期は熟しつつあるというか、2人とも着実に役者として前進している背景がある。
松村の"SixTONES俳優部門"の活躍は顕著だが、森は『ライアー~』後、23年6月公開の主演映画『君は放課後インソムニア』(ポニーキャニオン、奥平大兼とダブル主演)の興収が振るわず、23年7月期の主演ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)も平均視聴率は、いわゆる"月9"としては想定外の5.7%を記録。"数字(視聴率)を持っていない女優"の烙印が押されかける寸前だった。しかしそんな森の評価が今、急激に上昇している。
そのきっかけは今年6月に公開され、10月12日に興収158億円を突破した『国宝』の名演技だ。吉沢亮(31)と横浜流星(29)ばかりがクローズアップされがちな同作品だが、吉沢の妻役としての森の演技は、映画関係者の間では非常に高い評価を得ていて、ここにきての『ファーストキス~』と『秒速~』も合わせ、"ヒット作に名バイプレーヤーの森七菜あり!"という存在になりつつあると、もっぱらの話題なのだ。