創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後
「もちろん、斉藤さんは事務局の代表のようなもので、最終判断は党三役はじめ執行部だったのは間違いないでしょう。よく閣外協力と言われてきましたけど、このところ自民党からは二階(俊博)さんや菅(義偉)さんの時まであったチャンネルがうまく機能しなくなり、代理やことづてでしか連絡がとれず、電報を打つしかないというような断絶レベルだったっていうんですから。携帯でいえばいつも電波が入らない、圏外に置かれていたようなものだったそうです」
■久本雅美ら1万人所属の学会「芸術部」も自民党との連立離脱には賛成か
ーー「芸術部」も不満をため、自民党への不満を募らせていたのでしょうか。
「そう思いますよ。清潔でクリーンな政治を標榜しながら、それとはあまりに違う自民党政治に加担させられ、選挙のたびに応援などに協力させられてきたのですから。そうした負担は相当で『もうやりたくない』という言葉を多くが長く胸に抱えてきたと思う。もういい加減しんどくなっていて、今回の政権離脱は表立って表明していないだけで、ほとんどが賛成だと思います」