「みんなが見たい」の信念から 太田光は一人で責任をかぶっても「事件」を起こす
「緊張してんの!」
(太田光/TBS系「お笑いの日2025」10月11日放送)
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今年のTBS系「お笑いの日」では、明石家さんまと太田光による夢のコラボレーション漫才が実現した。コンビ名は、それぞれの年齢を示した「古希還暦」。司会の濱家隆一に呼び込まれるやいなや、太田はいつものように客席に飛び込んで行き、濱家に取り押さえられる。仕切り直して漫才を始めると、自己紹介で「ビートたけしです」とボケようとするも、噛んでしまった。それをさんまにツッコまれ、叫んだ一言が今週の言葉だ。
そもそも、このコンビが実現したのは、スタッフに相談された太田の事務所タイタンの社長・太田光代が、半ば冗談で「例えば、さんまさんとか」と名前を出したのが発端だった。それを真に受けたスタッフがさんまと交渉。太田本人の知らぬ間に、いつしか「太田さんがどうしても、さんまさんとやりたいと言っている」というふうに伝えられ、ブッキングに成功したという(TBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」2025年10月14日)。


















