“裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機
「現在の台所事情を考えれば、ありえない金額ですよ。通常のドラマはこの3分の1で作っていると言っても過言ではない。三谷だから当たると言った口車に安易に乗っかってしまった判断ミスですよ」(前出=フジテレビ関係者)
しかしそれ以上に深刻なのが、制作現場の異様な空気だという。
「三谷さんの前で視聴率の話は絶対タブー。誰も口にできないんです」と制作関係者は打ち明ける。
「三谷さんは演者一人一人を細かく見て、気になると台本を書き直す。撮影は遅れがちで、プロデューサー陣は冷や汗。誰も逆らえず、まさに“裸の王様”状態です」
かつて「王様のレストラン」「古畑任三郎」で時代を作った三谷作品も、今はタイパ重視のZ世代には響かないという。
「ゆっくりとした展開や群像劇の妙は、もはや“昭和の遺産”なのかもしれない」(前出=制作関係者)
そうした中、あるプロジェクトにも影響が出ているという。木村拓哉を主演に据え水面下で進んでいたという「古畑任三郎」リメーク企画にも黄色信号がともっているというのだ。


















