宮崎あおい“若見え”報道でも否めないブランクはむしろ「吉」…視聴者に伝わる“ねじれ感”の妙

公開日: 更新日:

 10月期ドラマの中で視聴者の期待値が高かった「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)が10月21日に始まった。

 初回放送は拡大版で、大泉洋(52)演じる主人公・文太(ぶんた)が、高層ビルから飛び降りるシーンから始まった。その後、文太は再就職した先で「ちょっとだけエスパー」になる力を授かる。岡田将生(36)が演じる会社のトップ、兆(きざし)から指令を受けて、宮崎あおい(39)演じる「文太の妻役」という四季(しき)と同居を始め、毎日スマホに送られる指令で、人々に善行を与える。そのサポートに現れたのが、ディーン・フジオカ(45)や高畑淳子(71)らが演じる「ちょっとだけエスパー」の面々だ。

「豪華な出演者に加え、TBS系『逃げるは恥だが役に立つ』や同局の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』の脚本を担当した野木亜希子氏のオリジナル脚本ということもあり、10月期ドラマの中でも最も期待値が高かった作品の一つです。初回は、文太以下、出演者たちの立場やキャラの紹介で1時間の放送を終えました。コメディータッチですが、昨今はやりの視聴者に"考察"させるドラマであることは間違いないでしょう。SNSには、すでに多くの"考察"が出ていますが、内容が凝りすぎて視聴者が最後までついていけるのか、少し心配な雰囲気もありますね」(テレビ誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  4. 9

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  5. 10

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった