和田アキ子勇退の裏に迫る…「アッコにおまかせ!」が40年も受け入れられたワケを識者が分析
同番組は「芸能界のご意見番」の定例コメントの場となり、近年はネット上でしばしば炎上することも。
「タモリさんが音楽の造詣の深さを背景に『ミュージックステーション』のMCをされているのと同様に、和田さんの歌手としての実績と人生のキャリアをもって“誠実であろうとする姿”で成り立っているのが『アッコにおまかせ』だと思います。そこに時代の差こそあれ受け入れられてきたのは、ご本人の頭で考えて、忖度せずに放つ言葉の強さでしょう。私もMBS時代にラジオ番組で、あるマイナーなミュージシャンの相談で『こんなに頑張ってるんだけど売れない、どうしたら?』と聞かれ、ゲストの和田さんが『頑張ってる、は自分で言うもんやないよ……』と真摯に答えていた姿に代わりのいない凄さを感じた記憶があります。長寿番組のあとはどんな新番組でも苦戦する。ましてやこれだけ積み上げられた人柄で持っているだけに苦戦を強いられるのは確実です。どの業界も即戦力を求められますが、今のテレビ界こそMCやタレントを育てなければいけない段階にある。次の花が咲くまで辛抱強く続けることが必要です」(前出の影山氏)


















