「時代に挑んだ男」加納典明(59)「米倉涼子を撮りたい。疑惑の真偽はともかく人間としての…」
「昔、街で会ったことがあるけど、今が一番奇麗じゃないか」
加納「撮ってみたいね。彼の中身を写真に写してみたい。感性みたいなのをね」
増田「世間は『典明は女のヌード』という決まり切った見方をしますけど、男も撮ってますよね。先日おっしゃっていた石原慎太郎とか。あと、井上陽水*とか、桑田佳祐とか」
※井上陽水(いのうえようすい):1948年福岡県生まれ。シンガー・ソングライター。1969年にアンドレ・カンドレの名でデビュー。1971年に井上陽水の名で再デビューして大ブレークした。吉田拓郎とともに1970年代から日本のフォーク音楽界を牽引した。
加納「男を撮るのは嫌いじゃない。どっちかというと男の方がある意味通じやすい。感性がすっきり見えるというか。通じやすいというか、面白い。やっぱり女性はいろんな意識をするわけじゃないけど、ワンクッション、何かそれぞれあるし。被写体としては面白いけど、感性を撮るなら男だな。うん」
増田「女性だったら今、誰を撮ってみたいですか」


















