MLBワールドシリーズを楽しんだ日本人はもうプロ野球を見ない!地上波中継は消滅?
■村上や岡本まで行ってしまう
すでに、日本テレビでさえ、巨人主催ゲームの地上波放送は20試合(2025年)まで減らしている。
ましてや、不人気チーム同士の対戦などどこも放送したがらない。放送権料や中継の機材・人件費がかさむ一方で、1~2%まで落ちた低視聴率がそのままCM収入の減少になって、いまや「野球中継は巨額赤字コンテンツで、もう見切りをつける時期」(大手広告代理店スポーツ担当営業マン)なのだという。
「これで、ヤクルトの村上宗隆、巨人の岡本和真、西武の今井達也らまでメジャーに行ったら、日本のプロ野球はまったく見られなくなってしまうでしょうね。見たいのは、彼らが巨人や阪神、日本ハムなどと戦う試合ではなく、メジャーで活躍する姿なのですから。日本のプロ野球は、好きな人だけが専門チャンネルやネット配信で見る時代になるのでしょう」(前出の営業マン)
地上波のプロ野球中継は来シーズンが最後かもしれない。
(コラムニスト・海原かみな)



















