NSC格安講師 NON STYLE石田の道端から始めた漫才への愛情
「(1カ月)2時間が7コマ。で、9万!」
(石田明/フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」11月8日放送)
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2008年の「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)王者にして、いまでは審査員も務めるNON STYLE・石田明(45)。お笑い界屈指の理論派だ。そんな彼は現在、吉本興業の養成所NSCで講師も務めている。その驚きの報酬を明かした一言が今週の言葉だ。
そのあまりの安さに周りの芸人から「嘘?」という声が上がり、せめてキリよく10万円にしてもらえと言われると「もともと8万やった。もうちょっとあげてくれって言ったら9万になった」と補足し、笑わせた。ちょうどその場にいたナイツ・塙が、所属先のマセキ芸能社の学校では1回で同額の9万円だと明かしたため、その格安っぷりがあらわになった。
石田がNSCの講師に加わったのは、21年に行われた「NSC大改革」のときだった。吉本は外部のアドバイザーから「NSCはどの学校でもやっていることをこの学校だけやっていない」と指摘されたという(日本テレビ系「しゃべくり007」22年3月28日)。それは生徒に「教えてない」こと。それを聞いた吉本の当時の社長は「盲点やった」と石田らに講師を頼んだ。


















